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韓国のミュージカル俳優イ・スンホンさんに関するものを勝手に訳して載せるブログ。和訳間違いや解釈間違いもあるかと思います。ご了承ください。

ニュースカルチャーインタビュー②

ホープ〉イ・スンホン『100回以上受けたオーディション。だけど、俳優になってよかったですよね。


ーーここからは俳優イ・スンホンについて聞いてみます。俳優だからいい、俳優になってよかったと思う瞬間はいつですか。

両親が喜んでくれる時です。俳優になるといってソウルに上京してきたのが、20歳でした。早く独立したんです。だけど突いてみないことがありませんでした。モデルもしてみました。演劇、映画、あれこれ近づくままやってみました。そうしながら両親は悩みが大きかったでしょう。急大学を中退して俳優になるといって軍隊に通って来ても、俳優になるともいいます。ところが昨年デビューしてずっと出てくる姿を見ながら、満たされていらっしゃいます。「食べて生きるんだね」と言います。ぼくも俳優を諦めず、なってよかったと思います。イ・スンホンという存在が持っている束縛があるのですが、それを俳優をしながらたくさん破ってみます。俳優でなかったら見つけらることもできない自分の姿も見ました。自尊心を高く持つ機会が多いと感じます。

ーーそれでは反対に俳優だから大変な瞬間がありますよね。

自分自身を破りながら探すことが多いというじゃないですか。見つかったいいんですが、その過程がとても難しいです。他の人とケンカしたら勝ったり負けたりするはずなのに、終わりもない過程があります。そういうとき、俳優は大変な職業だなと思います。演技しながらキャラクターとぶつかり合うことも多いんです。イ・スンホンとキャラクターの感情が合わない時があるんですが、やり遂げて、見出さなければいけませんから。

ーー俳優になりたいと初めて思った瞬間はいつでしたか?

思春期だったと思います。俳優チョ・インソンさんをとても好きだったんです。〈バリでの出来事〉を楽しく見ました。ぼくもああいうかっこいい演技をしてみたい。こんな夢がありました。両親はぼくに警察になってほしかった、だけど、その準備をして警察行政学科に行ったのですが、あまり合わず、ある日両親に言い、「ソウルに行って、やりたいことをやってみる」と言い、上京してきたんです。途中で大変で難しいこともしてきたけど、諦めたくありませんでした。両親は違う道を勧めることもありましたが、ぼくが30歳までは必死にやってみて故郷であるテグに戻ると言いました。そうすると、合格ラインができて、切迫するようになりました。昨年まで100回以上もオーディションを受けたと思います。それで、R&Dワークスの目に止まったんです。

ーー今より若くなりたい、年をとりたい、どちらですか?

年をとりたいです。俳優たちは自分の年代が合うことがあるから、その時できることをすると言いますが、単純に見るとぼくは今より年をとってできる役により魅力を感じているようです。今ももちろん立つ太い演技をすることもできるのですが、ぼくが感じるには違うんです。どんなに演技が上手いと噂される俳優で あっても40代役であれば40代の俳優が演じることを超えることはないですよね。演技が演技に見えるからです。

ーーもう一度生まれ変わったらまた俳優になりますか。それともできなかった違う仕事がありすか。

ぼくはたぶん俳優にならないと思います。もしできるなら旅行ガイドをしてみたいです。仕事ですることは旅行とは違うんでしょうけど。ヨンマサル(あちこち彷徨い回る運命)があるのか、あちこち回ることが好きです。そして、俳優という職業もよく合っていると思います。毎回新しい人に合う日課もとても合っています。もちろん今はひとつのことをじっくりと続けていきたいです。俳優として。

ーー最近のビッグニュースがあったら教えてください。

ぼくが最近ぼんやりして彷徨ってみたんです。家に洗濯物を入れていたときだったんですが、もう入れておいたタオルが3枚あったと思います。もう一度はワカメスープを作って外出をしたんですが、また家に帰ってきて、「誰が作っておいたんだろ」と思ったこともありました(笑)

ーー1日でいちばん好きな時間はいつですか。

すべての日程が終わって家に帰り、シャワーからします。「あっ熱い!」というくらい温かいお湯で洗って、テレビをちょっとだけ付けておいて、ぼーっとしながら休む時です。その時がいちばんいいです。人が発展したいという欲心に考えを置くことができないなら、雑念もたくさん湧いてきます。だから、そのようにリラックスする時間が必要だと思います。

ーー自分が考える〈俳優〉とは何ですか。

最近悩んでいる部分がすぐにこれだから、簡単に取り出すことのできない話です。どんな人との共感をすることがあり、拒否感を薄れさせなければならない職業だと思います。相手が誰だと言っても共感することができ、疎通することができます。心を開くことのできることが俳優ではないかと思います。前もって怖がることはせず、その人になってみようと思います。そうでなければ自分の演技が誰かが見たときに共感することができることがないのではないかと考えているところです。人でもキャラクターでも。悪役だと言っても単純に悪役として見るのではなく、そのキャラクターが持つ面を見ようと思います。真摯に把握しようと思うことが俳優ではないかと思います。

ーーそれでは最後にヨンガンホールに繋がるホープを見にくる観客たちに、一言お願いします。

ミュージカル〈ホープ〉。アルコ芸術劇場ではも愛をたくさん受けていましたが、ヨンガンホールまで愛を続けてくれると信じて疑いません。何故観客の方々がスタンディングオベーションまで認めてくださり公演が続くのか考えてくださるだろうと思っています。疑うことをやめて来てくださるので我々たちと一緒に感情共有をしたらいいなと思います。自尊心があるよう申し上げたいです。見に来てください。みんな〈ホープ〉したらいいです。遅くなりましたが、新年たくさんの福を受けてください(笑)